小学生向けの専用タブレット教材「スマイルゼミ」のスマイルタブレット3と、「進研ゼミ」のチャレンジタッチを比較してみたいと思います!
2つの教材には専用タブレットで勉強をするという共通点があります。市販のiPadなどで学習をするのではなく、勉強に特化した専用タブレットだからこそ充実した勉強ができるような設計になっています。
では、どちらの教材がいいのでしょうか?
もちろん個々で選択基準も違うので一概に言えない部分はありますが、実際にどちらの教材も受講してみて教材内容や使用感まで掘り下げて比較をしてみたいと思います。
タブレット本体の基本情報など
「スマイルゼミ」は「スマイルタブレット3」、「進研ゼミ」は「チャレンジタッチ」。
専用タブレットの基本仕様など
基本仕様など | スマイルタブレット3 | チャレンジタッチ |
---|---|---|
OS | android | android |
本体サイズ | 横270×縦180×奥行10.2(mm) | 横252×縦191×奥行16(mm) |
本体重量 | 約550g | 約750g |
ディスプレイサイズ | 1280×800(mm) | 1024×768(mm) |
タッチパネル | 静電容量式 | 抵抗膜式 |
入力システム | マルチタッチ | シングルタッチ |
タッチパネル | 静電容量式 | 抵抗膜式 |
Wi-Fi環境 | IEEE 802.11b/g/n | IEEE 802.11b/g/n |
カメラ機能 | 前面・背面 | 背面 |
付属品等 | ACアダプター デジタイザーペン 専用カバー |
専用AC電源アダプター 専用タッチペン 専用カバー |
基本的な性能の部分は「スマイルタブレット3」のほうが上だと思います。
専用ペンを使って書き込むので、ストレスなく書き込むことができるような仕様になっているので勉強に集中できるタブレット設計です。
どちらも受講して比較してみました
サイトや資料だけではどちらがいいのか決定打にかける部分があると思いますので、実際に2つのタブレット教材を受講して比較をしてみました。
実際に受講したからわかったこと、教材の内容や勉強の進め方などを詳しく紹介して比較していきます。
「スマイルゼミ」と「チャレンジタッチ」を比較
詳細情報 | スマイルゼミ | チャレンジタッチ |
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タブレットの性能 | ||
扱いやすさ | ||
書き込みやすさ (タッチペン性能) |
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カリキュラム 教材内容 |
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教科書準拠 | ||
ゲームアプリの質 | ||
子供のやる気 | ||
保護者向けサービス | ||
タブレット代金 |
▼タブレットの性能
基本的なタブレットの性能については「スマイルゼミ」のほうがいいように感じました。ただ、どちらも基本的にはスムーズに読み込んだりダウンロードも初期設定以外はそれほど時間は掛かりません。
▼扱いやすさ
子供が勉強をする教材なのでどちらも子供が利用しやすいようになっていると思います。それほど難しい操作もありませんので、子供の吸収量をもってすればすぐに慣れると思います。
▼書き込みやすさ(タッチペン性能)
これは完全に「スマイルゼミ」のほうが良かったです。タブレット上に手が触れているだけで「チャレンジタッチ」は正しく読み込まないことが多々ありました。勉強していても「もぉ~!」とイライラしながらやっている子供をみるとあまり勉強に集中できない感じでした。逆に「スマイルゼミ」の書き心地は抜群!。スラスラ手を画面におきながらでも書けるので今勉強していることに集中できます。
▼カリキュラム・教材内容
個人的には「スマイルゼミ」のほうが分かりやすい授業とステップだと感じています。理解をする手順をちゃんと踏んでいるので理解しやすい。これは中学生コースにも言えることで解説が充実している点も評価できます。計算ドリル・漢検ドリルなどができるのもいいですね。
▼教科書準拠
どちらの教材も英語以外は教科書に合わせた内容で学ぶことができる教科書準拠になっています。
▼ゲームアプリの質
「チャレンジタッチ」が良いという理由は、ゲームアプリに学習が内包されている点。計算をしながらレースをしたり学びながら遊べるコンテンツがあるからです。「スマイルゼミ」は普通のゲームとして楽しんでしまうのでしっかり時間を保護者が設定しておくことが大切だと思います
▼子供のやる気
圧倒的に「スマイルゼミ」のほうがやる気を出して勉強していました。実際に受講してみてこれほどまでに差があるのかというぐらい驚いた部分です。持ちえ論子供によって好き嫌いがあると思いますが、継続していくことを前提に制作・運営している「スマイルゼミ」ならではの仕掛けがあるんだと思います。
▼保護者向けサービス
「スマイルゼミ」のほうが保護者向けページも使いやすく細かく設定をすることができるのでおすすめです。どちらも学習状況のメールや取り組み具合や進捗度などをみることができますが、「スマイルゼミ」のほうが見やすいですし分かりやすいです。「チャレンジタッチ」には冊子の「保護者通信」が年3回届くのでこの辺りが「スマイルゼミ」とは違う点です。
▼タブレット代金
専用タブレット代は「チャレンジタッチ」のほうが安価です。無料キャンペーンを随時行っていたり、キャンペーン外でも6ヶ月以上受講すればタブレット代は無料になります。「スマイルゼミ」は12ヶ月以上の受講を前提で9,980円のタブレット代が発生します。
結論!おすすめは「スマイルゼミ」
どちらも受講しておすすめするなら「スマイルゼミ」です。
子供に「どっちのほうが勉強しやすい?」と聞いたら即答で「スマイルゼミ!」。
「どっちのほうが分かりやすい?」と聞いても「スマイルゼミ!」と答えました。
子供も親も「スマイルゼミ」のほうが勉強しやすい教材だと感じています。
自ら「勉強しよう!」と思えるような教材で、程よく楽しさを感じながら学んでいくことができる内容で非常に考えられているなぁと感じます。
タブレット型の通信教育で勉強をしようと考えている家庭は「スマイルゼミ」を中心に考えていくことをおすすめします。
>>進研ゼミ小学講座