年が明けて3学期に入るとあっという間に3月になってしまいます。
登校日数がそもそも少なく、卒業式の準備や各種学校行事などもあるので実質的な授業時間が多くありません。
宿題も毎日あると思いますし、3学期で学ぶ単元は次年度の土台をつくる重要単元なのでしっかりと家庭学習で理解の定着を進めていかなければいけないと思います。
さらに並行して、スムーズな進級ができるように3学期は1年間の総まとめ学習や総復習をやっておきましょう。
個々や学年で差があると思いますが、今の学年で勉強したことをちゃんと自分の力にしておくことはとっても大切な事です。
今学年の単元は来年の土台となる
今の学年で勉強をしたこと、教科書・授業で学んだことは、これからの学びの土台・基礎力となります。
だからこそ、苦手箇所やつまづいているポイントをそのままにしておくと大変。
本年度学習したことはしっかりと学力として定着させておくことが、この先の自分の学びを助けてくれることになります。
総まとめ・総復習をしてみよう
3学期の空いた時間を利用して、1年間で学んだことを振り返る総まとめ学習・総復習を実践しておきましょう。
理解・定着の確認はもちろんですが、苦手箇所をあぶりだして対策。つまづきを残さず新年度を迎える準備をしておきましょう。
授業でたくさん勉強した単元や自分が苦手意識のある単元などを中心に振り返ってみてもいいですし、問題集やドリルで理解度を確認した後に間違えた問題だけ教科書やノートで振り返って学びなおしてもいいと思います。
効率よく復習をする方法は問題集やドリルを活用していくことですが、小学生のうちは範囲もそれほど多くないので総復習をすることをおすすめします。
暗記したつもりでも時間が経って忘れていることもあるので、「覚えたつもり」「分かっているはず」といったあいまいな個所を対策していくことができます。
週末を使って計画的な総復習
学校がある日は宿題があったり帰宅後の時間が限られていたりしますので、週末に自分のペースで総復習をすることがおすすめ。
詰込みではなく意欲的に取り組んでいきたいので、ある程度時間的にも気持ち的にもゆとりがあったほうが効果的です。
今週は「国語」、来週は「算数」というように自分なりの学習計画をつくることで、これからの家庭学習の計画立案の練習にもなるでしょう。
万が一総復習できなくても、重要単元を中心に学習を振り返ることが大切。
覚えきれていないことや、分かったつもりになっていることがあるということを自分で認識することが、これから先の学習に役立つのです。
問題集・通信教育・テストなどを活用
総復習におすすめなのが、問題集や通信教育、さらには各種テスト教材など。
教科書やノートを振り返るだけだとどこが重要なのかが分かりずらいので、各種学習教材を利用していくことでポイントを押さえた総復習をすることができます。
特におすすめなのは通信教育。
通常の学びと並行しながら3学期は総復習教材や総まとめ講座などがあり、タブレット形式の通信教育では理解度を解析して自分の実力に応じた復習をすることが可能になっています。
まずは問題を解いて、間違えた問題だけをワークで復習する学習サイクルが効果的。
学校授業と各種教材を活用して効果的な総まとめ・総復習を進めてみましょう。
新年度の家庭学習を考えてみよう
4月になれば一つずつ学年が上がります。
今まで勉強したことを土台として新しい学びがスタートしますが、当然ですが今の学年よりも次年度のほうが難しい単元・抽象的な単元が多くなります。
授業・宿題だけで理解できていた児童でも、もしかするとそれだけではちゃんと定着ができなくなるかもしれません。
小学校の勉強は各学年ごとにそれほど範囲が広いわけではありませんが、通信教育や+αの学びを家庭学習で取り入れて学ぶ環境をしっかりと作っていくことをおすすめします。
今までの過程学習を振り返り、反省するべきところがあれば改善して、新年度の新しい学びに備えていきましょう。