通信教育は多くの小学生が家庭で活用をしている良質なの学習法です。
高学年は学年が上がるごとに学習範囲も広がりますしもちろん難易度も高く抽象的な単元なども増えてきますね。難しい単元が多くなるということは授業の復習や振り返りなどがとても重要になってきます。
集中力もある程度身についてきますので、自発的な学びの習慣をつくりながら自学自習を定着させていくことが大きなカギとなります。
さらに苦手教科をつくらないようにしながら、つまづきや理解不足を対策して各教科バランスよく力をつ伸ばしていくことができるような学びを進めていこう。
通信教育で高学年が考慮しておきたいこと
高学年では自宅学習の差が学力の差となって表面に出てくることがあります。内容も増えますし授業のスピードも少し早くなってきますので、復習・予習などの家庭での学び環境を考えた通信教育選びをしてみましょう。
さらに中学校への土台をつくる学年にもなりますので、将来を見据えた取り組みをはじめていきたいですね。
授業・教科書の理解定着
まずは基本となる授業内容や教科書内容の定着を進めていくことが大切になってきます。
重要事項・要点などをしっかりと確認することができ、確認問題や演習問題でしっかりとアウトプットをして基礎学力を確実に培っていくことが学力を伸ばすうえで大切な要素になります。
教科書に沿った内容で学ぶことができる通信教育も多いので、学校授業の復習や予習用として利用していくことができるのでおすすめ。
基本となる授業理解・教科書理解はしっかりと考えておくポイントです。
学習習慣・継続した学び
高学年になると集中力も徐々についてくるので安定した学習習慣をつくりやすくなります。
学習習慣はある意味クセのようなもので、定着をさせてしまえば勉強をやることが自然になりますし自然にやる気も伸びていきます。
通信教育はある程度継続してこそ学力も安定してきますし勉強のやり方もわかります。継続していくことで学習習慣も身についてきますので、しっかりと続けていくことができるかが大きなポイントにもなります。
計画性をもって勉強をしてみたり、授業の復習をその日のうちになるなどの決め事をつくって取り組んだり、学習習慣を定着させておくことを軸にした通信教育選びをしてみよう。
苦手や弱点の補強
高学年になれば苦手や弱点が表面に出始めます。得意はしっかりと伸びるけど苦手はなかなか学力が伸びなくなってくることも。
個別の理解度に合わせて弱点やつまづきを対策することができる教材もありますし、苦手になりやすい単元を集中して対策できる教材がある通信教育もあります。
まずは弱点をそのままにしないで苦手を作らないこと、苦手ができてしまった時は基礎からしっかりと対策をしていくこと。
通信教育ごとに弱点対策や苦手対策をすることができるので、各教材を比較しながら受講教材を検討してみましょう。
+αの力を伸ばす
これからの学びの土台を小学生で作っておきましょう。
学習指導要領でも思考力・判断力・表現力などを培っていくことが盛り込まれていますし、知識や技能だけでなく活用力や運用力、学びに向かう姿勢なども求められることになります。
通信教育でも学習指導要領をベースに制作されている教材がほとんどなので、学力や点数だけでは測ることができない力もしっかりと伸ばすことができるでしょう。もちろん発展的な学習や応用問題などで教科書の枠を超えた学習も実践していくことができます。
各教材ごとに方針やコンセプトがあるので、受講前に必ず確認をしておくようにしよう。
無理なく負担をかけすぎない
学校生活もありますし宿題もある。さらに課外活動や学習塾・スポーツなどに取り組んでいる小学生も多いと思います。
それぞれのペースで無理なく負担をかけすぎない通信教育、学習分量や教材のシステムなども含めて考えていきましょう。
ある程度の量の負荷は必要ですし、自分で計画を立ててその通りに取り組んでいくこともしていきたいですが負担がかかりすぎてしまうと逆効果となってしまいます。
自分の生活リズムや生活環境に応じた学びを進めていこう。
将来を見据えた取り組みをしていこう
将来を見据えて小学生だからこそやっておくべきこと、培っておく力を定着させていきたい。
例えば学習習慣もそうですし、小学校で学んだことは生活・社会にも密接に関係していたりこれからの学力の土台となるものです。
今やっている勉強は自分の将来を広げていくためのものでもあるのです。
中学校に進学をすれば自主的な学びが求められるようになります。家庭での学びが成績の差となるといっても大げさではありません。
基礎学力はもちろんですが学びに向かう姿勢や意欲、自学自習の習慣をつくっていきたいですね。