多様なスタイルの教材があるので、どの教材が一番いいのか、どれを受講すれば子供の学力は伸びるのか、結局どの教材を選んだらいいのか分からなくなってしまうことがあります。

そうなってしまうと人気の教材だったり話題性のある通信教育を優先的に選択してしまいがち。

本当に子供にとって素晴らしい教材はどの通信教育なのか、目的に沿った勉強ができる通信教育を選ぶためのポイントをいくつか考えてみよう。

良い通信教育を受講するためのポイント

それではいくつか通信教育を選ぶにあたって大切にしていきたいポイントを紹介してみたいと思います。

○目的・目標に沿った勉強ができる教材
まず最初に考えていきたいのは、それぞれの通信教育をはじめる目的や目標。ここがしっかりとしていなければいくら教材で勉強をしたとしても充実した勉強ができることはないと思います。

・勉強の習慣をちゃんと身につけていきたい!
・学校の授業の内容が分かるようにしていきたい
・苦手教科や特定教科を集中的に勉強していきたい
・学校・教科書だけでなく幅広い学びを進めていきたい
・中学校受験に向けた本格的な対策をしていきたい

通信教育に求めているものはそれぞれ違います。
通信教育に対して何を求めているのか、通信教育をはじめていく目的や目標を比較の軸として考えていくことがとても大切になります。

○学力や実力に沿った学び
目的・目標に沿っていても今の学力や学習レベルに合っていないとやる気がを継続していくことが難しくなります。学習レベルは難しすぎるのはもちろんですが簡単すぎてもあまり効果がありません。適切な学びができるような教材・コースを選択していくことで、やる気・学習意欲を引き出してしっかりとステップアップができる内容の教材で勉強をしていくようにしましょう。まずは資料や体験教材で内容や勉強の進め方をチェックすれば、ある程度教材の学習レベル・教材の方向性も見えてきますので、積極的に資料請求をしていくようにしよう。

通信教育を選ぶ基準

○通信教育の位置づけを考えていこう
「位置づけ」とは、学校・家庭・その他全ての学習を総合的に考えたときに、通信教育にどういった役割を持たせていくかということです。学校の授業のサポート的な役割を持たせるのか、学校と同程度の重要度で考えているのかでは選択する教材・コースは変わってきます。学習塾に通っている場合も同じです。毎日通信教育で勉強をするのか、週末にまとめて取り組むのか、活用の方法も考えながら通信教育をどういった位置づけにしていくのかを考慮しておこう。

○学習時間
通信教育に充てることができる時間を考慮していく必要があります。小学生の集中力はそれほど続きません。例えば学校から毎日多量の宿題が出ている場合、必然的に通信教育に割り当てられる時間は少なくまります。学習塾に通っているならなおさらです。無理な学びをしても子供は勉強がイヤになってしまうだけです。学習時間や取り組み方をしっかりと考えて、無理のない勉強ができるようにしていきましょう。

○興味・関心をもって学ぶことができる通信教育
基本的にやる気を引き出していく仕組みや楽しく勉強ができるシステムがあるのが通信教育。小学生の年代では特に学びに楽しさをプラスすることで継続した学びや勉強そのものへの意識も変わってきます。自分で考えていく力を引き出す源も楽しさにあると思います。興味や関心をもって勉強ができる通信教育、教材を進めていくことが楽しく思えるようなシステムの通信教育を選択してみましょう。

上記は小学生が通信教育を選ぶときに考えていきたいポイントですが、もちろん家庭ごとに考えや教育方針が異なるのでそれぞれの選択の仕方があると思います。

何を重要にするかはそれぞれの家庭ごと異なると思いますが、絶対的なものは子供のための学びということです。この部分が揺るがないことが一番大切。子供の将来を考えて今必要な勉強ができるような通信教育をえらんでいきましょう!