添削システム

通信教育の特徴的なシステムに「添削システム」があります。

添削がある教材・添削がない教材があり、この添削システムを中心に通信教育を考えている人もいると思います。

添削システムの基本的な流れは、問題を解き提出、その後専門担当者による添削がおこなわれ答案が返却されます。

「添削問題を解記提出」→「添削」→「返却後復習」

通信教育ならではのシステムで、学力向上だけでなく学習サイクルの確立や学びの区切りとしても効果的に活用できるので、添削システムを上手に利用して家庭学習に生かしてみましょう。

添削システムのメリット・特徴

小学生通信教育の添削システムの特徴やメリットを考えてみましょう。

添削システム

★ 個別指導を受けることができる

添削は個別に合わせた自分のためだけの指導を受けることができます。添削者は基本的に個別担任制を採用しているところが多く、年間を通して同じ先生が担当しているので成長や苦手など個々に応じた指導をしてくれます。

個々に応じた適切な指導を受けることができるので、学力面の向上だけでなくやる気やモチベーションの向上にもつながります。

★ 1ヶ月のまとめ学習

添削問題はその月に勉強をした範囲のまとめの問題。学習したことを総まとめすることができますし、重点問題・重点単元が中心に出題されているので、しっかりと復習をすることで学力としての定着を促していけます。

まとめ学習・復習ができるので、やり残しや「分かったつもり」をそのままにしない、理解の定着しているところは再度アプトプット学習をすることで確実に定着させていけます。

★ 類題・別解などで復習

添削課題は提出したら終わりではありません。先生の添削後に返却されますが、単なる正否だけではなく解き方のアドバイス重点の整理などを分かりやすく記入してくれたり、類題・別解などでさらなる学力の向上を促す問題も書き込まれています。

答案が返却されたら点数だけに目を通するのではなく、しっかりと復習をすることでさらなる学力を身につけていくことができるようになっています。

★ やり取りを通した意欲の向上・維持

問題に対するアドバイスや解答だけでなく、担当の先生による個別のメッセージや褒める言葉などが記載されているのが添削システムの大きな特徴でもあります。

個別担任制は年間を通してこどもをみているからこそ成長を応援してくれたり、継続したメッセージややり取りでコミュニケーションを取ってくれるので学習意欲の向上や維持につながります。

★ 専門の子供に寄り添う添削者

各教材で添削をしている人は異なりますが、どの教材も試験を受けて基準に達している人が添削者として登録しています。

教材によっては定期的な研修や指導もあるので、子供に寄り添いながら確かな指導をしてくれます。

添削システムのある通信教育【2017年度版】

2017年度の小学生通信教育で添削システムのある教材を紹介します。

Z会小学生コース・中学受験コース

Z会小学生コース

「Z会」は全てのコースで質の高い添削指導を受けることができます。

個別担任制で添削者の採用基準もしっかりしており、満足度調査でも「添削の質が良い通信教育」でNO.1に輝いておりユーザー評価も非常に高い通信教育です。

添削を中心に通信教育を考えるのであれば軸となる通信教育でしょう。

>>Z会小学生コース

進研ゼミ小学講座

進研ゼミ小学講座

「進研ゼミ小学講座」は赤ペン先生の添削システムが有名ですね。

教材スタイルによっては毎月でない場合もあるので、受講システムをよく確認してから勉強を始めるようにしましょう。

>>進研ゼミ小学講座

ドラゼミ

ドラゼミ小学生コース

「ドラゼミ」の添削も評判が高いシステムです。

個別指導の子供に寄り添う添削指導は、丁寧な字で書かれて読みやすくドラえもんのイラストなども書いてくれるのでとっても親近感を持つことができるタイプです。

>>ドラゼミ小学生コース

ブンブンどりむ

ブンブンどりむ

「ブンブンどりむ」は作文に特化している通信教育。添削指導も作文力を伸ばしながら総合的な国語力の育成を重視しています。

2年生以降は月に2回の提出課題があり、本格的に「書く学習」を進めていくことができるでしょう。

>>ブンブンどりむ


添削システムで選ぶ通信教育。
人の手による温かみのある指導と個別の理解度や成長に沿った個別指導を受けられる添削。通信教育を選ぶときに添削は大きなポイントとなると思いますので、各教材をしっかりと比較していきましょう!