小学生は待ちに待った冬休み。
自治体・学校によって日数は違いますが、年末年始を挟んで1年の締めくくりと新しい年を迎えます。
年末年始ならではの行事や食べ物や、親戚や家族が集まる機会も増えるので楽しく過ごしていきましょう。
お正月だからダラダラ過ごしてしまったり、テレビが面白いから1日中テレビを見たり、普段なかなかできないゲームで長時間遊んだり、そういう時間も必要かもしれませんがせっかくなら有意義に休み期間を使っていきたい。
小学生の冬休みの過ごし方や、冬休みだからこそちゃんとやっておきたいことを考えてみましょう。
冬休みにやりたい5つの事
冬休みは期間もそれほど長くありませんし、人の出入りが多かったり帰省をしたりと慌ただしさもありあっという間に過ぎてしまいます。
急激な気温の変化もありますし、宿題や課題も学校から出されているので、何よりも計画的に過ごしていくようにしてください。
宿題・課題に計画的に取り組もう
年末年始は家族で出かけたり、親戚やいとこが遊びにきたりと人の出入りが多いので、なかなか計画通りに勉強が進まないことが良くあります。人が集まればうれしくて遊びたくなるのはしょうがないこと。計画段階からそのあたりを考えて大晦日・元旦は学習量を減らしたり、あえて勉強をしないように計画をしておくのもひとつの方法。
さらに、できれば早め早めに宿題・課題を終わらせるように心がけておくことが長期休みの学習のポイント。特に冬休みは期間が短いわりに慌ただしいのでより計画性を持っておくことが大切になります。
休みの終わり間近に焦って”とりあえずやった”宿題・課題にならないようにしていきましょう。
復習・総まとめ・先取り学習
2学期はどの学年でも重要な単元や難しい単元で勉強をしてきました。冬休みまでに勉強した範囲で理解不足やつまづきがある場合はしっかりと対策をしておきたいので、復習ドリルやまとめテストなどで一通りの復習をやっておきましょう。
3学期は日数も少ないので気付けば進級の時期を迎えてしまいます。その時に苦手を残しておくと新しい学年にそのまま持ち込詩をしてしまう恐れがある為、2学期までに勉強したことは冬休みの間にカンペキにしておくのが理想です。
さらに得意科目は先取り学習にもチャレンジしてみましょう。どの教科のどの分野でもいいので興味を持ったことを調べたり学んだりすることが、これから先の学びにしっかりと繋がっていきます。
伝統行事や文化に触れていこう!
年末年始はたくさんの伝統的な行事や文化・風習に触れることができます。大掃除・大晦日・年越しそば・初詣・おとしだま・書き初め・・・、さらに地方ならではの伝統文化やその家の風習などもあると思います。こういったことに積極的に触れて体験をしていくことで、文化や社会に対しての興味や関心を高めていきたい。
例えばおせち料理。
数の子は子孫繁栄、黒豆は邪気を払う、伊達巻は形が巻物に似ているので知識が増えるように願いを込めていたりとそれぞれの食材に意味があります。実際に食べながら意味や由来を聞いたり、自分で調べながら食べると糸あじ違う美味しさがあると思います。
日本の良さや奥深さを体感できるのも魅力なので、積極的に年末年始の行事や文化などに関わっていきましょう。
反省と抱負
「一年の計は元旦にあり」という言葉は最初にきちんと計画を立てることが大切という意味。
まずは1年を振り返って「良かったこと」「できなかったこと」などを振り返って、新年を迎えるにあたり1年の目標や抱負を語りましょう。
どんなことでもいいと思います。
「サッカーを頑張る」「毎日勉強をちゃんとやる」「お手伝いを毎日やる」「ひとりで起きる」というような具体的な事でも、「1年笑顔で過ごす」だっていいと思います。子供が自分で考えて目標を決めていくことが大切な事なので、子供の考えや意欲を否定せずに自由に今年の抱負を勝てってみましょう。
生活リズムはなるべく崩さない
年末年始はテレビがおもしろかったり人がたくさん集まって楽しい。寝るのが遅くなって朝起きるのも遅くなって生活リズムが崩れてしまいがちです。
気温も一気に下がったり規制をすれば環境も変わるので体調を崩しやすい時期に、寝不足や不規則な生活リズムでは風邪をひきやすくなったり体調も崩れやすくなるので、なるべく生活リズムを崩さないように心がけましょう。さらに休みが短いので一度生活リズムを崩してしまうとそのまま休み明けに引きずってしまう恐れもあります。
それでも楽しくて起きていたいものなので、「○○時まで」と時間を決めたり、「今日だけ」というように限定的にして普段の生活リズムをなるべく維持しておくようにしましょう。
新しい学年の準備も始めてみよう
年が明ければ3ヶ月で進級になります。
新しい学年に進むにあたり、学習環境、生活リズム、生活習慣などを一度考えてみる良い時期でもあります。
自分でできることを少しずつ増やしたり、学習環境を整えたり、進級するからこそ気持ちも新たに成長ができるようにしていきたいですね。
親子で一緒に話し合ってみることをおすすめします。