小学校は6年間あり成長期の子供たち。
学年ごとに成長度の違いますしもちろん教科ごとに取り扱っている単元も大きく違います。
学年が上がれば学習範囲も広くなり難しい単元を学ぶこととなりますが、その土台をつくっていくのは低学年の学習なのでその学年ごとに確かな学習をしておくことはとても大切な事です。
そこで学年を1・2年生、3・4年生、5・6年生に分けでそれぞれの年代での勉強のポイントを考えてみます。
それぞれの学年でどういったことを気を付けて勉強をしていけばいいのかを紹介していきたいと思います。
学年別の学習ポイント
それでは、1・2年生、3・4年生、5・6年生の低学年・中学年・高学年に分けて勉強のポイントや気を付けていきたいことなどを考えてみましょう。
小学生のうちに学習習慣を身につけ、確かな学力の積み重ねができるような勉強をしていきましょう。
1・2年生(低学年)の勉強のポイント
学習への意欲や好奇心をたくさん伸ばしていきたい年代です。
その為には子供のペースに合わせて学習時間を設定していくことが大切です。家庭学習においても習慣を定着させていくためには無理のない学習設計が必要になってきます。
まだ親が積極的に勉強に関わっていきたい学年でもあるので、学校の様子を聞いたりできたことや頑張ったことなどを聴いたり、子供の成長を見守りながら学ぶ習慣を身につけていけるような環境をつくっていきましょう。
そして「学校は楽しい!」と思えるような工夫を家庭でも進め、学校や勉強に対する関心を高めてみましょう。
3・4年生(中学年)の勉強のポイント
自律学習が徐々にできるようになってくる学年ですので、家庭学習においては目標をつくって学ぶことができるようにしていきましょう。
学習範囲も増えて低学年と比べると一気に学習も難しくなるので、つまづきや苦手意識は早めに対応していくことも大切。
自分で行動や勉強ができるような計画を立ててみたり、学校の授業でわからないところがあったらその日のうちに解決をしていくような学習スタンスをつくってみると良いと思います。
適切に子供のをフォローしながら自立的な勉強をバックアップ。
5・6年生(高学年)の勉強のポイント
自学自習を確かなものにしていくことが求められる学年です。
自主的に勉強をしたり宿題以外にも積極的に学ぶ姿勢を育てていくことがこれからの学習・学力にも大きな影響を与えます。通信教育や学習塾など学校以外の学びの場を積極的に作っていくと学びのエンジンをどんどんかけていくことができるでしょう。
また、得意・苦手がとても出やすくなってくるので、苦手への対応だけでなく得意を積極的に伸ばして得意分野から学ぶ姿勢をつくってみると良いと思います。
自主的に計画を立てて行動・勉強ができるような家庭学習環境をつくっていきましょう。
学習習慣の定着と意欲を育てよう
小学生の年代で身につけておくべきことは「学習習慣」であり「学ぶ姿勢」「学ぶ意欲」です。
もちろん授業や教科書で習ったところを学力として定着させておくことも大切ですが、そのためには学習習慣や学ぶ姿勢というものが大きく関係してきます。
「今日はこれをやろう!」「どうしてこうなるんだろう?」と積極的に学ぶことに関わっていく姿勢があるほうが学力も定着して実力も伸びやすくなるものです。
家庭学習においてもそういった部分を定着させていくための環境をつくったり声がけをしてあげることで自主的な学習を促してみましょう。
中学生・高校生になる学ぶ意欲や姿勢はとさらに成績に直結していくことになります。
無理なく学ぶ習慣や意欲を育てていきやすい小学生のうちに、家庭学習を通して将来につながる学びを進めていきましょう。