「勉強をしなさい!」「もう宿題は終わったの?」と、勉強をしない小学生に子供に対してついつい言葉が出てしまいます。
ちゃんと勉強をしてほしいという気持ちからですが、子供からしたら「分かってる!」「イヤだな~」と思うのも理解ができます。
口で言うのは簡単なことですが、小学生が自主的に勉強をしたり継続した学習習慣を一人でつくっていくのは実は難しいことです。
親が協力をしたり勉強をサポートしてあげることで、勉強をしない小学生を自主学習ができるように導いていきましょう。
親の態度や姿勢が大切です
勉強をしない小学生を自主学習や継続した学びに導くのは親の態度や姿勢です。
なかには何もしなくても自分から勉強が好きでやる子供もいると思いますが、多くの場合親の関わり方がやはり重要になってきます。
いくつかの視点から勉強をしない小学生を上手に自主学習ができるようにしていく方法を考えてみましょう。
1.環境をつくってあげる
まずは集中して勉強をする環境をつくってあげることが大切な事です。
テレビがつけっぱなしになっていたり、整理整頓されていなかったりするだけでも集中して勉強ができませんよね。
ただでさえ子供は集中力が長く続きませんし目に入ったものに気を取られます。ゲームや漫画など好きなものを視界に入れない、勉強をする場所は整理整頓をする、目の前の勉強だけに集中をして取り組む環境をつくっていきましょう。
例えば、親はテレビを見て兄弟はゲームで遊んでいる中で勉強をしろといっても「なんで自分だけ…」と思うのは当然のことですので、家族も勉強に協力していくことで学ぶ環境を整えていきたいですね。
また、通信教育やアプリなどを活用してみるのもおすすめです。多様な学び方があり楽しく学ぶことができれば自然とモチベーションも上がって自主的な学びを促していくことができます。
勉強をする時間、場所などのルールを決めて、できるだけ習慣的に集中して学ぶことができるような環境をつくっていきましょう。
2.叱らずに提案をする
「勉強しなさい!」「まだやってないの?」と叱りたくなる気持ちも分かりますが、感情的に叱ることはできるだけ避けていきましょう。
子供はそれだけで委縮してしまいますし、「怒られるから勉強をする」という感情で勉強をするようになってしまいます。
ではどうすればいいのか。
それは提案をすることです。
「勉強をしてみたら?」「あとどのくらいで勉強が終わりそうかな?」「一緒に遊びたいから終わるの待ってるよ」など命令口調ではなく子供に問いかけるように話をしてみると良いと思います。
もちろんケースによっては叱る場面もあると思いますし叱ることで学習を促すのも一つの方法だと思いますが、基本はグッとこらえていい方を少し言葉や言い方を変えるだけで子供の捉え方も変わってきます。怒りたくなる時は一呼吸おいて子供の気持ちになって考えてみましょう。
叱るよりも効果的に子供の意欲・モチベーションを上げて上げた方が、自主的な学びへとつながります。
3.机に向かっていればOK
勉強をしない子供が机に向かっていたらどうでしょう?。
それだけで「頑張ってるな~」という気持ちになると思います。
まずは「机に向かっていればOK」というスタンスでいた方がいいと思います。いきなり学習習慣が身につくわけではありませんし勉強が好きになるわけでもありません。机に向かうことが良い習慣身につけていくことにつながるのでたとえ勉強をしていなくてもOKなのです。
少しずつ自分のペースで勉強をすることができるようになればいいですし、自ら進んで「よし!勉強をしよう」という気持ちも机に向かっていることで芽生えてきます。
何もやっていないようであれば近くによって言って声掛けをしてもいいと思います。
まずは机に向かう習慣から身につけて、自分の空間と時間で勉強に取り組むことができるようにサポートしてみましょう。
4.勉強をする理由を教えてあげる
勉強を何のためにしているのか分からないと自主性も伸びていきません。
それぞれ何のために勉強をしているかの答えは分かれると思いますので、各家庭の方針で子供に勉強をする理由をしっかりと教えてみましょう。
ポイントとしては勉強をしっかりと肯定して、子供の立場になってわかりやすく説明をすることです。
例えば、
・どのようなことに役立つのか
・将来どういったことができるようになるのか
・仕事や収入など
・夢や目標のため
など色々なアプローチがあると思います。
勉強をしないと「困る」という側面ではなく、勉強をすれば「こうなれる」「これに役立つ」といった勉強を肯定する方法で話をしてみましょう。
5.勉強のサポート・協力する
積極的に子供の勉強に関わってみましょう。
分からない部分を一緒に考えたり調べたり、先生役になって教えたり丸つけをしたり、親がそばで勉強を見守っていることで安心感もあります。
親としても子供の学力や取り組み状況などを把握することができるので、無駄に叱ってしまうこともありません。
もちろんいつも側で見ているわけにはいきませんので、勉強が終わったら親が確認をする流れをつくったり、一人でできる時はあえて少し離れた場所から見守るなど工夫をしながらやっていきたいですね。
勉強に積極的にかかわっていれば頑張ったところはしっかりと褒めることもでき、褒められたことで勉強に積極性も芽生えてきます。
集中して勉強ができるように静かにするなど環境面も含めてしっかりとサポートをしていきましょう。
子供と一緒に考えてみましょう
各家庭の環境や生活リズムがあると思いますので、正しい学習法はそれぞれです。
子供と話をして一緒に考えてみることでより良い学習環境をつくっていくことができます。親主導ではなく子供の意見もしっかりと尊重しながら勉強に向き合ってみましょう。