「ドラゼミ」では「つたえる力」「ひらめく力」の2つのテーマを持って製作されている教材。
他の通信教育とは違い教科書に合わせないオリジナルカリキュラムの内容になっており、小学生が今後必要になる力として「つたえる力」「ひらめく力」を伸ばしていきます。
オリジナリティのある通信教育で、学校の授業や宿題などとは違う角度から単元学習をすることができるのが大きな特徴といえると思います。
今回は「つたえる力」について詳細や学年別の目標についてみてみます。
「つたえる力」とは
「ドラゼミ」が考える「つたえる力」とはどういったものでしょうか。
上記のように「ことばのストック」と「文章の『型』のバリエーション」を軸にして、語彙力、表現のセンス、構成力などを中心とした「つたえる力」を伸ばしていきます。
主に作文でこの力を育成していくのですが、「ドラゼミ」は毎月作文学習を取り入れており、小学校の勉強だけでは不足しがちな作文力を確実に伸ばしていくカリキュラムになっています。
「つたえる力」を伸ばす為に必要になる能力をさらに4つに分けて考えていますので詳しくみてみましょう。
・論理的思考力
物事を整理して深く考えられる力。
・構成力
文章の順番を効率的に組み立てていくことができる力。
・複数の視点
多様な視点から物事を考え・捉え、まとめることができる力。
・プレゼンテーション能力
自らの意見を相手にしっかり説明できる力。
上記の4つの能力を伸ばす学びを教材に盛り込んでいます。
添削指導による適切な指導と丁寧な作文学習で作文力を伸ばし、「ことばのストック」「文章の『型』のバリエーション」を基礎力として「つたえる力」を育成していきます。
学年別の到達目標について
「ドラゼミ」では「つたえる力」を育成していくために、4つの能力ごとに学年別の到達目標が設定されています。
能力別の学年ごとの到達目標を確認してみます。
・複数の視点
【小学1年生・2年生】
身近な出来事について想像することができる。
【小学3年生・4年生】
自分より少し離れたものについて想像することができる。
【小学5年生・6年生】
社会全体について想像することができる。
・構成力
【小学1年生・2年生】
主語・述語・修飾語などを正しく使用して文をつくる。
【小学3年生・4年生】
一般的な形(はじめ・なか・おわり)で文章をつくる。
【小学5年生・6年生】
多様な手法を使い個性ある文章をつくる。
・論理的思考力
【小学1年生・2年生】
2つの相違点・共通点を具体的な観点から比較することができる。
【小学3年生・4年生】
2つの相違点・共通点を抽象的な観点からも比較し短文で表現する。
【小学5年生・6年生】
調べたこと・考えたことを自分なりの観点で整理、文章にまとめる。
・プレゼンテーション能力
【小学1年生・2年生】
様子の説明ができる。
【小学3年生・4年生】
要約して説明ができる。
【小学5年生・6年生】
意見がしっかり読み手に伝わるように説明ができる。
「ドラゼミ」では「つたえる力」を作文学習を中心に育成。「もっと書きたい!」という気持ちを引き出しながら丁寧な添削指導とやる気を伸ばす学びで基礎力からしっかりと育成していきます。